韓国ドラマって、日本のドラマとはまた一味違って面白いですよね!
最近では韓国ドラマのリメイク版が日本で製作されたりと、その人気っぷりは凄まじいものがあります。
そんな韓国ドラマですが、今回は日本ドラマとの違いをピックアップしてみました♪
「韓国ドラマは好きだけど、そもそも何で面白いのかな??」「韓国ドラマって日本とどう違うのかな??」などという疑問に、ちょっぴり深堀りしてみたいと思います!
ドラマの内容はもちろん、韓国ドラマの制作面でも日本との違いをお話しますよ(*´エ`*)
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もくじ♪
韓国ドラマと日本ドラマの違い【内容編】
ではさっそく、まずは韓国ドラマと日本ドラマの内容の違いについてみてみましょう!
※ここに掲載している内容は個人的意見の他に、現地韓国人の意見や他国のドラマ好きさん達の意見をまとめています。すべての作品に該当するわけではありません。
リアリティがない
韓国ドラマは良い意味でリアリティがない作品が多いです。
お金持ち系・アイドル系はもちろん、ファンタジー要素もりもりの作品がかなり多いんですよね!
ファンタジー要素の好きな女子にはたまらないです(笑)
過去と未来を行き来するタイムスリップ系もよくありがちですね~!
そもそも韓国ドラマに出てくる俳優さんも、中性的な男性ばかりである意味リアリティはないですよね。
逆に日本のドラマはリアリティがありすぎて、そこがウケてる部分でもあります。
日本では「あまりにも自分とかけ離れた環境の主人公には感情移入できない」という人が多いので、そこは国民性の違いですかね?
回想シーンが多い
これは制作面での問題でもありますが、韓国ドラマってやけに回想シーンが多いなぁ~と感じたことはありませんか?
日本のドラマは回想シーンがあってもほんの数秒で、必要な場面でしか使いませんよね!
これには理由があって、製作段階で放送枠(時間)を埋める為に、撮り終えたシーンを回想シーンとして上手く利用しているということがあるようです。
特にドラマ終盤になって撮影が間に合わず放送の尺をかせげないときに、どうにかして繋げる為に回想シーンを入れることが多いんだとか。
そんな裏事情があったんですね・・・。
ほぼ恋愛が主体のストーリー
韓国ドラマは、ほぼ恋愛が主体となったものが多いです。
医療系だろうと、時代劇だろうと、刑事ものであろうと、恋愛が付いてきます。
おそらく韓国では恋愛ものがウケるんでしょうね。(視聴率が取れる)
日本のドラマはジャンルごとに色々ですが、共通していえるのはすべての作品に「教訓」が入っていて、個人の生活を通して社会問題を取り上げている作品が多いです。
そのドラマを見ることで、何か考えさせられるといったものですね。
日本の映画やドラマが難しく感じるのは、こういった部分もあるのかもしれません。
財閥・スターものが多く、世界観が煌びやか
これは韓国ドラマあるあるですが、作品の多くが財閥系・スター系・お金持ち系だということ(笑)
韓国ってそんなに御曹司とか社長さんばっかりなの!?と勘違いしてしまうほどです。
でも実際は、一般人が御曹司や財閥の息子と出会うことなんてないし、そもそも庶民なんて相手にしないとのこと。
韓国ドラマは「非現実世界」を楽しむいいツールとなっているんですね!
上記のリアリティがないというのも、この辺から理解できます(笑)
日本のドラマは、たとえ社長や管理職であっても普通のマンションに住んでいたり、芸能人であってもそこまでキラキラ~♪ってかんじではないですよね。
親近感を持たせる日本ドラマと、憧れを持たせる韓国ドラマ、ここが大きな違いだと思います。
登場人物の部屋がオシャレ
これも韓国ドラマあるあるですが、主人公の部屋がとっても広くてオシャレなことが多いですよね!
生活感なんてないっ!!(笑)
特にお金持ち系のキャラの部屋は現実離れしてオシャレだし、こんな部屋に住んでみたい・・・と惚れ惚れします。
韓国ドラマって、ある意味「魅せるドラマ」といってもいいかもしれませんね!
日本のドラマはリアリティをどこまでも追求しているので、一般家庭の部屋はごちゃごちゃしていて生活感丸出しだし、貧乏な設定なら古くて汚いアパートとかですよね。
とにかく主人公との親近感を大事にしている気がします。
ドラマであっても上下関係にシビア
韓国の国民性で「目上の人は必ず敬う」というのがあります。
たとえ家族であってもですから、かなり上下関係には厳しい国です。
なのでいくらドラマ上の演出であっても目上の人に対して無礼なシーンはあまりなくて、むしろ怖いくらいに敬っています。
日本人からしたら歯痒く感じる部分かもしれないですね!
日本ではたとえ目上の人であっても、間違っているものは間違っている!となりますし、上下関係をガチガチに意識しているシーンはそこまでありません。
悪役が最後まで本気で悪い
日本のドラマに出てくる悪役って、なんだかんだ最後には良い奴になったり、その人がなぜそうなったかまでの背景まで細かく演出しているので、最後までとことん憎むということはあまりないです。
でも韓国ドラマの悪役は、生粋の悪!!!極悪非道!!人間の心なんてないっ!!背景などどうでも良い!悪っ!!と、最後までとことん悪者なことがおおいです(笑)
なので成敗されたときにはスカッとするし、中途半端に悪役に感情移入することもありません。
だからなのか知りませんが、韓国ドラマや映画の悪役に対して本気でムカつけるし、主人公を応援したくなる気持ちになります。
感情的なシーンが多い
これも国民性(?)なのか、特に女性が感情的になるシーンが多いです。
泣くシーンも怒るシーンも、日本のドラマよりも全然多いのではないでしょうか??
怒りっぷりも日本のソレとはレベルが違いますよね(笑)
きっと韓国ではこれが一般的なんでしょう(カップルが路面で大喧嘩しているのも日常茶飯事ですし)
泣くシーンでも、日本の場合はシクシク泣きますが、韓国の場合はうわ~んっ!!って感じ(笑)
ナルシストな役柄が多い
イケメン設定が多いからか、ナルシストな役柄が比較的多いですよね。
ドラマの影響なのか国民性なのか、そもそも韓国男子にはナルシストが多い気がします。
男は自信とプライドを持て!みたいなのが韓国では一般的なんでしょうか。
日本のドラマはイケメン設定ってあまりないですよね。あってもそのイケメンはちょっとイタいキャラが多い(笑)
韓国では「イケメン=絶対的に崇拝される」けど、日本では「イケメン=勘違い野郎」みたいなのが多い気がします。
ドラマにおいても国民性が出てますね!
記憶喪失や大病・交通事故が多い
何故だか知りませんが、韓国ドラマにありがちなのが「記憶喪失」「交通事故」「不治の病」です。
韓国でドラマを見るのは主婦層がおおく、その主婦層の意向をドラマ作成前にアンケートで聞いてから撮影に入る為、どうしても同じような内容のストーリーになってしまうんだとか。
そうなると飽きるのも当然で、韓国では若者の国内ドラマ離れが加速して、今では海外ドラマばかりを見るようになってしまいました。
もはやネタとされている定番あるあるですが、最近ではこのイメージを払拭しようと製作サイドも試行錯誤しているようで、いわゆるザ・韓国ドラマみたいなものは少なくなっている気がします。
日本のドラマにありがちなのは、「ひたすらすれ違い」「恋人が死ぬ」「行きつけの店で愚痴」などが挙げられますね(笑)
分かりやすいストーリー
これもよくいわれることですが、韓国ドラマはなんとなく流していてもある程度のストーリーが分かってしまうのに対し、日本のドラマはしっかり見ていないと内容が入ってこないものが多いです。
気楽に見れる韓国ドラマはストレス発散にもちょうどいいですよね♪(もちろん作品によっては難しいものもありますよ!)
日本のドラマは演出が細かすぎて、見落としが多くなるんですよね・・・。
まぁ短い放送時間でまとめなければならないので、内容がギュっと詰まってしまうのは理解できますけどね!
だから見る人によって感想がまったく違ってきたりします。
韓国ドラマと日本ドラマの違い【製作編】
韓国ドラマと日本ドラマの違いは、内容だけではありません。
ドラマを制作する流れや放送形式まで、さまざまな違いがあるんです♪
オムニバス形式でないものが多い
近年の日本ドラマはオムニバス形式(1話ごとにストーリーが完結するタイプ)が多いのに対し、韓国ドラマはひたすら回毎にストーリーが進んでいくという形式が基本です。
なので1話でも見逃してしまうとストーリに穴が開いてしまい、意味が分からなくなってしまいます。
まぁこれは好き嫌いが分かれますよね!
ドラマであってもタブーなものがある(ぼかしがかかる)
韓国ドラマには日本以上に厳しい規制があります。
- 喫煙シーン(咥えるだけはOK・韓国映画はまだ寛容)
- 刃物(攻撃に使う場合はぼかしがかかる)
- スポンサー以外の企業ロゴなど
- 暴言(日常では普通に使っている言葉でも人をののしる言葉はNGなものがある・ただし映画ではOK)
- 7歳・12歳・15歳・19歳と、とても細かく年齢制限がかかっている
韓国ドラマはとにかく「ぼかし」が多くて、初めて見る人はびっくりすると思います。
個人的にはぼかしを入れるくらいなら違うものに差し替えればいいのに・・・と思いますが、そこは後述する制作面での問題により色々大変なようです。
そして韓国ではドラマのほかにバラエティやアニメ・音楽番組までもに細かく年齢制限がかかっています。
その多くが15歳以上しか閲覧できませんというもの。15歳以下はほとんどこういったエンターテイメントが楽しめない国なんですね・・・。辛い。
まぁ一応規制はあるけど、無視して見てる子供たちが大半なんですけどね(笑)
映像が全体的に明るい
韓国ドラマってどの作品も映像(照明)が明るいですよね!
俳優さんや女優さんの顔を綺麗に見せる為だと思いますが、これに慣れていない人だと「画面が全体的に白っ!!」と違和感を覚えます(笑)
韓国ドラマは夜のシーンでも明るいですからね。見やすいけど。
逆に日本のドラマや映画は「映像が暗い」「見難い」などという意見も多いです。
確かに私も日本映画を見てて「なんか暗くて目が疲れるな・・・」と感じてしまい、途中で見るのを止めてしまった作品もいくつかあります。
それも演出なんでしょうけど、視聴者としてはやっぱり見やすいのがいいですよね~!
1話が60分~70分尺の作品がほとんど
日本のドラマは15分拡大!とか無い限り、基本的に45分~50分尺のものが多いですよね!
でも韓国ドラマは60分~70分の尺が基本。
1話にそれだけの時間を使っているのだから、そりゃ製作ももの凄く大変だと思います。
ドラマの間にCMがない
韓国ドラマは尺が長い上、ドラマとの間にCMが入りません。
ドラマの冒頭とエンディングの時間を使ってCMを付けるのみで、ドラマの放送中は一切CMが流れない仕組みになっています。
これは視聴者からすればありがたいことですね!
日本のドラマはちょくちょくCMを挟むので、ストーリーに集中できずにヤキモキしている人も多いのでは!?
1週間に2回の連日放送が基本
日本では1週間に1回の放送が当たり前ですが、韓国ドラマは1週間に2回放送されます。
だいたい月火・水木などの連日放送が基本です。
そのため1本のドラマを終えるまでに、だいたい20話くらい作ります。
日本は多くても11話程度なので、約2倍!
週に2回、しかも60分超えの尺・・・。製作側は相当きついスケジュールでしょうね。
ドラマの終盤につれ「生放送化」していく
日本のドラマの多くは、クランクアップ(作成がほぼ完了)してから放送開始日を迎えます。
しかし韓国ドラマは、作品の半分程度を撮り終えて放送開始日を迎えるので、終盤になるころには撮影⇒放送⇒撮影⇒放送とかなりギリギリのスケジュールで製作していきます。
かの有名な韓国ドラマ「冬のソナタ」なんかは、最終回シーンを放送当日に撮り終えたらしいですからね・・・。
韓国の国民性やキャストの長期拘束が難しい(制作費の問題で)など、理由はさまざまですが、日本のドラマ制作に比べるとかなり厳しいスケジュールで作っていることがわかります。
視聴者の意向が第一優先
韓国ドラマは終盤につれて生放送化するといいましたが、その原因の一つとして「視聴者の意向を第一優先にして製作する」というのがあります。
どういうことかというと、視聴者の意向でもともとの脚本とは違う内容に変更せざる得ないことが度々起こるということです。
つまり撮り直しだったり、脚本の作り直しだったりということが急遽起きるので、その対応で思うように撮影が進まず放送日に追いつけ追い越せ状態になるんですね・・・。
最悪打ち止めになるなどして超迷惑な話ですが、視聴率を取るために必死なんですね。
日本ではまずありえないことです(笑)
韓国ドラマと日本ドラマの特徴を探しながら見るのも楽しいかも!?
韓国ドラマと日本ドラマの違いを挙げてきましたが、少しでも「わかる~っ!!」って共感して頂けたなら嬉しいです(笑)
今まではなんとなく面白いから韓国ドラマを見ていた人も、今日から色々な視点で見てみると、また違った世界が見れるかもしれません!
ということで、韓国ドラマと日本ドラマの違いまとめでした~♪
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